目隠しフェンス・目隠し塀をつくりたい
隣の家が100メートル先なんていう外国に比べると
狭い国土に密集して住んでいる日本。
敷地のすぐ横がお隣の家の塀なんていうのは当たり前です。
そんな日本の住宅事情で重要な役割を果たすのが「目隠し」。
目隠しの種類にどんなものがあるかお教えします。
他人の視線をカットする「目隠し」の種類
道路を通行する人や隣人からお庭や部屋の中が丸見えでは、
安心して暮らせませんし、防犯上もよくありません。
住宅のプライバシー確保の強い見方になるのが「目隠し」です。
目隠しの種類には以下のようなものがあります。
①竹垣・板塀
②フェンス:アルミフェンス/ウッドフェンス
③生垣・植栽
塀の元祖と言えば「竹垣・板塀」です。(「昭和 板塀」で検索してみてください。)竹や杉板が互い違いにはられている形で、10年くらい経つとボロボロになったものです。
竹垣や板塀は10年ごとに作り変える必要があり大変だったため、スチールフェンスが登場しました。
しかしスチールフェンスも15年~20年(海の側だと15年で錆びて朽ちてしまう)で作り変えが必要だったため、新しい素材としてアルミ製のフェンスが登場しました。
昔、ウッドフェンスは和風住宅に合うよう、縦にはっているものが多かったです。
住宅の洋風化に伴って、横にはるデザインが流行るようになりました。
素材は最初は杉板を横向きにはっていましたが、
ウッドデッキが流行るにつれて、ウエスタンレッドシダーのデッキ材が
よく用いられるようになり、ウッドフェンスにも使われるようになりました。
ウエスタンレッドシダーも10年~15年程しかもたないので、
30年以上もつハードウッドに変わって現在に至ります。
アルミフェンスは、リーズナブルで、様々なデザインをカタログから選べますが、
高さは 1400・1600・1800・2000 と、20センチ刻みの対応しかなく、2メートル以上のものは作れません。
対してウッドフェンスは、自由な寸法の高さが作れるため、個々のニーズに合ったものがつくれます。
また天然木の温かみが感じられ、オシャレな洋風住宅にぴったりマッチします。
何で「目隠し」する?失敗しない選び方
目的は「外から見えないようにする」ということですから、
アルミフェンスでもウッドフェンスでも、なんでも良いと言えば良いのですが、
「近隣住民に与える印象」というのも考慮しなくてなりません。
アルミフェンスは、固い・冷たい印象を与え、「見るな!」という圧迫感を与えがちです。
周囲に良い印象を与えるのは、自然素材の「生垣・植栽」か「ウッドフェンス」です。
生垣・植栽は、植えてから葉や花が成長して完全に目隠しできる状態になるまで数年かかるところが悩ましいところです。
また成長後は、定期的に剪定・消毒をする必要があります。
今すぐ目隠しできて、周りに与える印象がよく、温かい雰囲気を与えてくれるという点で、私はウッドフェンスをおすすめしています。
家の内外にも良い効果をもたらす「ウッドフェンス」
ウッドフェンスは、横板ばりの板同士に1センチの隙間を空ける必要があるため風通しもよく、
お庭に空気の流れができて夏は涼しく過ごせます。
ちなみにウッドフェンスをご希望されるお客様の中に
「隙間を全部無くして欲しい。」と仰る方がいらっしゃいますが、
木材は、夏は伸びて冬は縮む性質があり、
ぴっちり隙間なく作ると、木材が膨張して盛り上がってフェンスを壊してしまうため
少しだけ隙間を作ったほうが良いです。
隙間はあるけど外からは見えないバランスがミソです。
ウッドフェンスのデッキ材はハードウッドを用いると、塗り直しなどのメンテンスをする必要がなく、手間いらずで30年以上もちますし、見た目も重厚感・高級感がありオシャレです。
ハードウッドには、木材自体に抗菌・殺菌、抗酸化作用をもつポリフェノールが含まれているため腐りにくく、シロアリなどの害虫に強くできているものもあります。
さらに、防腐剤や防虫剤を改めて塗布する必要が無いため、
小さなお子様やペットのいる家庭でも安心して利用できます。
ワンちゃんのいるご家庭は、敷地をウッドフェンスで囲めば、
ワンちゃんの鎖を外して自由に庭を走り回らせることができます。
ウッドフェンスは、愛犬の爪を傷めることも無いので、
ドックラン仕様のお庭に最適です。
まとめ
ただ外からの視線を遮るだけでなく、
周辺住民に与える印象や、
家族に温もりと癒しの雰囲気を与えてくれるウッドフェンスは
ナンバーワンの目隠しツールです。
道路側から丸見えで、洗濯物を干せない、
子どもを安心して遊ばせられない、
お隣さんと目が合ってきまずい、という方は
ハードウッドのウッドフェンスを設置して、
カーテンを開けて生活してみてはいかがですか?
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