メンテナンス

概要

ハードウッド系の木材は、耐久性に優れ、シロアリや雨水などにも強く、腐食の心配が少ないので防虫・防腐塗装が必要ありません。

その為、行うべきメンテナンスは、傷や生えてきた苔や付着した汚れを、デッキブラシや高圧洗浄機などで洗浄したり、サンドペーパーなどで落とす程度でOKです。

年に一回程度の洗浄で大丈夫なので、手間のかかる作業にはなりません。

ササクレを防ぐお手入れ方法

イタウバは油分が豊富なのでササクレやトゲは出にくいですが、お使いの地域や状況によっては、10年~15年程経過するとササクレが出てくる場合があります。
(海のそばなど乾燥しがちな環境ですと油分が奪われやすくなり、ササクレ立ってくる場合があります。)

そのような場合は、やすりなどで表面をきれいにしてください。

ササクレができてしまった箇所をサンドペーパーで削る方法

最初は目が粗いサンドペーパーを使い、その後、目の細かいサンドペーパーでなめらかにすると失敗が少なく、短時間で補修できます。

狭い範囲にできたササクレであれば、サンドペーパーを角材に巻き付けてこすり、広い範囲にわたる場合は、電動サンダーを使うと便利です。

サンダーを使う場合は、細めのものを選んだほうがいいでしょう。

床板だけでなく、手すりやフェンスも同様に補修しましょう。

色の変化について

天然木材(イペ、ウリン、セランガンバツ、イタウバ、アマゾンジャラ、サイプレスなどのハードウッド)の全ては日光に当たると「経年変化」で段々と色がシルバーグレー(白銀色)に変わっていきます。
色が変わっていくのは劣化ではないので、自然に色が変化していくのは天然木材(ハードウッド)の性質としてご理解ください。

色の変化を止めることはできませんが、どうしても気になる・・という方は、塗装を行うという方法もございます。塗料や塗装方法につきましては、塗料メーカーにお問合わせください。