ウッドフェンスの作り方~ウッドフェンスDIY
お庭の目隠しはウッドフェンスがおすすめです。天然素材の温かみで”いかにも隠している”という感じがなく、近隣に与える印象も柔らかく、圧迫感がありません。
また、ウッドフェンスには「好きな高さで作れる」という利点もあります。奥様の目線にちょうど合わせたり、微妙な高さに微調節したり、ウッドフェンスは手作りなのでお好きな高さで自由に作れるのです。
ノーメンテナンスで30年もつといわれるハードウッドで作れば、アルミフェンスや樹脂・スチールフェンスと同じくらい長持ちします。
ウッドフェンスがプロの現場でどのようにして作られているか?実際のウッドフェンス施工事例を見ながら、熟練職人がどんな手順で作業を行っているか作り方をご紹介します。ウッドフェンスの作り方として押さえておきたい重要なポイントがたくさん。ウッドフェンスをDIYでご自分で作りたいと思っていらっしゃる方、必見です!
ウッドフェンスの作り方DIY: ウッドフェンスの材料を決めましょう
こちらのお宅は、築10年になるウエスタンレッドシダー製のウッドデッキとウッドフェンスが古くなって腐ってきたので、新しく作り直したいというご相談です。
ソフトウッドに分類されるウエスタンレッドシダーは、4~5年に一度、保護剤を塗り直す必要があり、定期的にメンテナンスを行えば、14~15年はもちますが、全く手入れをしないと傷みの進行が早まり、10年もたずに腐って穴が空いたり、シロアリ被害にあう事があります。
ウッドフェンスの材料を決める上で大切なのは「ウッドフェンスを何年くらい使いたいか?」「素手で触ることがあるのか?」「塗り直し等のメンテナンスができるか?メンテナンス不要がよいか?」という点を考えて選ぶことです。
長持ちさせたいのであれば、数十年で悪くなるソフトウッドよりも耐久性の高いハードウッドが良いですし、木の種類によってはトゲやササクレが出やすく、素手や素足で触れるのに適さないものもあるので、誰がどのような環境で利用するかを考慮した上で素材を選ぶ必要があります。
こちらのお宅の新しいウッドフェンスは、堅くて丈夫なハードウッドの中でも特に耐久性と快適性が高い「イタウバ」で作ることになりました。
イタウバの中でもパラー州産のイタウバは特に油分が豊富でしっとりしているため、全くメンテナンスをしなくても30年以上も長持ちしますし、ササクレが無くトゲが刺さる心配がないため、お子さんやペットがいるご家庭に適しています。(施工者もトゲでケガをせず安全に工事できます。)
◆ウッドフェンスの材料は慎重に選びましょう
一口に「デッキ材」と言ってもその素材によって、以後のメンテナンスや快適性が大きく異なるため、単純に価格だけで決めるのはよくありません。
プラスチック樹脂でできた人工木材や、ソフトウッドとハードウッドに分類される天然木材。さらにハードウッドもイペやウリンやセランガンバツ、イタウバ、アマゾンジャラなど様々な種類があります。
それぞれのデッキ材によって使い方や耐久性・特徴が異なるので、自分が「どんなウッドデッキライフを送りたいか?」をよく考えて材料を選ぶことをおすすめします。
ウッドフェンスの作り方DIY: 材木の取り扱いについて
直射日光を避けて保管
出荷されるまで材木たちは、涼しい倉庫で保管されているので、お客さんの手元に届いた途端、急激な直射日光に晒されると、乾燥でヒビ割れや曲がり・反りが発生する場合があります。
ハードウッドプロでは、材を大切にラップに包んで発送していますので、到着したら急激な乾燥を防ぐため、使用直前までラップを外さずに、直射日光の当たらない所でブルーシート等で覆って保管してください。
参考:「木材の取り扱いについて」
もしヒビ割れが入ってしまっても、割れが貫通していなければ強度に問題は無いので、そのまま使え心配ありませんが、曲がりや反りの場合は、施工前に発生してしまうと作るのが難しくなりますので、注意して保管してください。
ちなみにビスで留めて固定してしまえば、ウッドフェンスが日光にあたっても、材木は暴れることは無いので大丈夫です。
ウッドフェンスの作り方DIY: ウッドフェンスの基礎を作ります
柱の厚みについて
1,500mmを超える背の高いフェンスの柱に使う材木の厚みは90mm×90mmがおすすめです。
1,500mm以下のフェンスの柱は70mm×70mmがおすすめです。
柱と柱の間隔は芯々で1,000mm~1,200mm以下にすると強度が保てます。
ちなみに、フェンスの横板の厚みは20mm厚がおすすめです。12mm厚ですとたわむ可能性があります。
強度を出す
敷地の境界線に、高さ2,800mmの目隠しウッドフェンスを作ります。
このように背の高いウッドフェンスの基礎の柱は、ウッドデッキの床下から1本の木で作り強度を出します。床下と床上と分けて金具で取り付けたりすると、強風で倒れる危険性があるので、1本の木でウッドデッキの土台と一体化させてしっかり作ります。
また、柱を地面にしっかり固定するため、地中に70cmほど埋めます。
その場合、使う材木はこちらのウッドフェンスで採用しているパラー州産イタウバのように、土に埋めても腐ったりシロアリに食べられない強さのある材木でなければいけません。
ウエスタンレッドシダーやスギではシロアリの格好のエサとなるので、スギなら5年、ウエスタンレッドシダーなら7~8年、ヒノキでも10年で腐ってシロアリに食べられてしまいます。その点、耐久性の高いパラー州産のイタウバやアマゾンジャラなら、地中に埋めても30年以上長持ちします。実際ブラジルではアマゾン川のハシケや船着場で水にさらされながら30年以上使用されている実績があるので、土に埋めても大丈夫です。
「地中に埋めずに独立基礎でフェンスの柱を立てたい」又は「穴が空いたブロックに差し込んで作りたい」と仰るお客様がいらっしゃいますが、独立基礎は敷地境界との間に空間が必要なので、フェンスの設置位置が敷地境界から10cm~20cm内側にきてしまいお庭が狭くなります。また基礎代や金具代も余計にかかりますし、地中に埋めた方が強度が出るので、フェンスの柱は地中に埋めるのがおすすめです。
深さも30cm程度だと台風が来た時に必ず倒れてしまい、近隣のお宅に飛散して大事故に繋がりますので、70cmをおすすめします。
また、「既存のブロックに金物で柱を固定したい」というご相談をよく頂きます。実際そういう固定用の金物が販売されているようですが、弊社と致しましては強度の問題でおすすめしません。目隠しフェンスは風をダイレクトに受けるので、強度をよくお考えになって作って頂きたいです。
◆背の高いウッドフェンスの場合、柱は地中に深く埋め、1本木で作って強度を出しましょう
地中に埋める際の材木は、腐りにくくシロアリに強いハードウッドがおすすめです。パラー州産イタウバやアマゾンジャラ、イペ、ウリンは耐久性が高いので30年以上長持ちします。逆に、スギは5年で腐りますし、ウエスタンレッドシダーは7~8年で、ハードウッドに分類されるセランガンバツでは15年しかもたないので、できれば避けましょう。
真っ直ぐ立てる
こちらのお宅は敷地境界線にあるブロック塀に沿ってウッドフェンスの柱を立てるのですが、このブロック塀は真っ直ぐ垂直ではなかったため、ブロック塀にぴったり沿って柱を立てると傾いてしまいます。
このような場合、柱とブロック塀の間に横木を入れてクッションにして調整する事で、柱を垂直に立てることができます。
◆垂直でない塀に沿って柱を立てる場合、横木で調整して垂直にするとよい
また柱を真っ直ぐ立てるために気をつけたいのが、土台を作るのと同様に「材木の曲がりを考慮してどの向きに使用するかを決める」ことです。
こちらのウッドフェンスの柱は90mm×90mm×3,600mmの材木を使用しているのですが、天然の材木は一見真っ直ぐに見えていてもどの材木も微妙に曲がっており、その曲がりの誤差を施工現場に反映させないようにするため、材木の”通り”を見て、ウッドフェンス面の前後に曲がりが来ないように柱を据え付ける必要があります。(ウッドフェンス面の左右に曲がりが来るようにすればよいです。)
もし間違えてウッドフェンス面の前後に曲がりが来るように柱を据え付けてしまうと、ウッドフェンスが波打ってしまい垂直に仕上げる事ができなくなってしまいます。
◆ウッドフェンス面の前後に曲がりが来ないように柱を据え付けるとよい
ウッドフェンスの作り方DIY:ウッドフェンスを作ります
柱の天端の高さを揃え、笠木材を固定する
ウッドフェンスの作りこみに入ります。
このウッドフェンスは2,800mmの高さで作りますが、各柱は100mmほど長めに据え付けられているので、柱天端の高さをウッドデッキの床面から2,800mmの高さに揃える必要があります。
全ての柱の高さを測って印を付けていきますが、印を付ける際は木材の4面全てに印を付けておかないと水平に切る事ができません。
まず手ノコで切り込みを入れてから、電動丸ノコで切り落とします。但し電動ノコは熟練職人の技術が必要で、不慣れな方は大怪我をする可能性があるので、手ノコだけで作業を行った方がよいです。
また切る際は、ウッドデッキ側から奥に向かって切るのがおすすめです。側面から切ると柱の切断面が水平にならずに左右に斜めになりやすいのです。奥に向かって斜めになる分は手前の横板の影に隠れるので見えなくなるのでごまかしがききますが、左右に斜めになると見た目が悪くなります。
基礎の柱の高さが揃ったら、柱のてっぺんに笠木材をビスで固定させます。
右の写真はウッドデッキと同じ木材で、日除けを引っ掛ける梁を作っているところです。日よけシェードなどをかけられるので便利です。
◆ウッドデッキ側から奥に向かって切るとごまかしがきく
ウッドフェンスの横板を張る
ウッドフェンスの横板を張るコツは、下から順に張り上げていくのではなく、まず全体の中央(1/2)の位置に張り、次に1/4と3/4の位置に張り、次に一番下と上、そして間を埋めていくように張っていくときれいに仕上がります。(図を参照)
そうする理由は、横板材は前後左右にうねっているので、下から順に張っていくと目地間隔が狂って横目地が通らなくなってしまうからです。
◆ウッドフェンスの横板を張る順番に注意する
ウッドフェンスなら4メートルの高さまで作ることが可能
こちらのフェンスは、2,800mmもある背の高いフェンスです。お向かいの3階建てのマンションの窓からの視線を防ぐために特別に作りました。
通常の既製品のアルミ製フェンスでは、このように背の高いものを作ることはできませんが、ウッドフェンスは手作りなので、好きな高さで自由に作れるのが良いところです。水やシロアリに強いハードウッドなら、基礎の柱を地中に埋めて強度を出す地中埋設構造が可能なので、4メートルの高さまで作ることが可能です。
さらにこのウッドフェンスはハードウッドの中でも特に耐久性の高いイタウバを用いているので、ノーメンテナンスで30年以上長持ちします。
◆ウッドフェンスは高さを自由に決められる
柱を地中に埋める事ができるハードウッドで作れば、既製品のアルミフェンスでは不可能な背の高い目隠しフェンスを立てることができます。最大4mの高さまで作ることが可能。
横板の端を揃える
最後にはみ出している部分をカットします。真っ直ぐに切れるように、横板に定規になる板を仮設して、丸ノコでまとめてカットします。
端がきれいに揃いましたね。ウッドデッキを降りた芝生側にもウッドフェンスを設置します。
目隠しパネルでワンちゃんの吠え立て防止
こちらのお宅にはワンちゃんがいたので、外にいる人を見てワンちゃんが吠え立てないように、目隠しパネルを取り付けました。お隣さんを見て吠えないように、ウッドデッキ側のフェンスにも取り付けます。
この目隠しパネルはラーチ合板(屋根の下地に使う防水厚ベニア)なので、普通のベニア板より耐水性がある上、木材保護剤を塗ってあるのでさらに丈夫です。水に濡れたり乾いたりを繰り返しても20年くらいもちます。
ウッドフェンスの外側に取り付けたので、お庭の中からは目隠しパネルが見えず、見た目がよいです。
◆犬が外にいる人を見て吠えないようにしたい場合は、ラーチ合板で目隠しパネルを作るとよい
ウッドフェンスの作り方DIY: ウッドフェンスが完成しました
ウッドデッキとウッドフェンスが完成しました。デッキ材にパラー州産のイタウバを使いましたので、ササクレやトゲが刺さる心配のあるイペやウリン、セランガンバツと異なり、比較的、素手で安心して触れます。安全性が重視される、お子さんやペットがいるご家庭には、イタウバは最適なフェンス材です。
安全性に加えて、メンテナンスの手間がかからないという点でも優秀です。
通常、ウッドデッキを長持ちさせるには浸透型の塗料を用いて塗り直しのメンテナンスが必要ですが、パラー州産のイタウバは木自体がもの凄く油分を含んでいる材木なので、塗り直しのメンテナンスさえ全く必要がありません。ノーメンテナンスで30年以上長持ちするので、わずらわしいメンテナンスの心配がなく、長いウッドデッキライフを楽しめます。
切り込みステップも完成しました。ステップが椅子やテーブル代わりになるので、ベンチと合わせて、お庭でバーベキューパーティなどをする際にとても便利ですね。
ウッドフェンスの高さは2,800mmもある背の高いものなので、気になっていたお向かいの3階建てのマンションからの視線が気にならなくなりました。ブロック塀やアルミフェンスですと背の高いものは圧迫感がありますが、天然木のウッドフェンスなら温かみがあるので、ナチュラルに目隠しできます。
ウッドフェンスの作り方 DIY
ハードウッドは固くて施工し辛い印象から、施工業者さんの中にはハードウッドを敬遠される方もいらっしゃいますが、施工性は木の種類によって異なります。
イタウバは下穴を開ける必要はありますが、イペやウリンに比べると柔らかめで加工性がとても良いです。
施工しやすく、ノーメンテナンスで30年以上長持ちする耐久性があり、施工中もトゲで怪我をする心配がないので、パラー州産イタウバはウッドデッキやウッドフェンスの材料として大変オススメです。
ウッドフェンスの作り方 DIY
価格の面から言っても、近ごろ供給が安定せず手に入りづらくなっていて価格が高騰傾向にあるイペやウリンに比べ、イタウバは供給や価格が安定しているのでお徳です。
また、セランガンバツは価格が安いのでよく使われていますが、ササクレやトゲが出る上、耐久年数も15年と低いのがネックです。その点パラー州産イタウバなら、耐久年数が30年以上と2倍で、価格もハードウッドプロなら、セランガンバツと同等価格以下で提供することができます。
また普通は1次問屋2次問屋などを経て、その都度マージンが上乗せされ、どんどん値段が上がりますが、弊社では現地の生産者と共に認可取得から伐採・製材・輸入までをトータルで行っているため、間にそのような問屋が入らないので、中間マージンを省いたお安い価格で提供することができます。
そんな、耐久性・施工性・コストパフォーマンスの全てに優れたデッキ材「イタウバ」にご興味がおありでしたら、ぜひ専門店ハードウッド・プロにご相談下さい。
◆トゲの心配が少なく、ハードウッドの中では一番素足で歩ける、ノーメンテナンスで30年以上もつ、施工しやすい。デッキ材ならパラー州産イタウバがオススメ!
参考: 施主支給で叶える、こだわりのオシャレな本物志向ウッドデッキ!
参考: セランガンバツと同等価格以下で買える!
Q&A~過去に頂いたご質問例/ウッドフェンスの作り方について
こちらでは、ウッドフェンスDIYに関して過去にご質問いただいた内容をご紹介しています。
Q.柱材の基礎についでですが、HPを拝見すると70cmほど地面に埋めるとありますが、具体的にどの様にすればよいのでしょうか?
フェンスブロックを使った場合穴がテーパーしているので90角だと30cm程しか中に入らないので、使わないとなると固定をどうやっているのか教えてもらえないでしょうか?
A.弊社のサイトでご紹介しているものは、フェンスブロックは使用しておりません。
イタウバはシロアリに強いので、地面に直接埋めており、地上面はモルタルやコンクリートで固定しています。
サイトの目隠しフェンスは2,800の高さの部分があります。
フェンス単独であれば90㎝位埋めなければならなくなりますが、最後の仕上がりを見ていただくとわかりますが、デッキと接続されていたり、90角の柱の上に90角をのせ、フェンスと接続し他の方法でも強度を出していますので、埋め込みは70㎝となっています。
単独のフェンスの目安としてはフェンス柱の全長の1/3程度を地中に埋設する必要があります。
つまり、1mの柱を立てる場合は、33cm以上は地中に埋める必要があります。 2mの柱を立てる場合は倍の66cm以上ということになります。
フェンスの高さをどれぐらいにするかで、埋める長さが決まりますので、ご参考になさってください。
高さのある目隠しフェンスは柱をしっかり固定しないと、台風などで倒壊や飛散し、近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。
DIYされるのであれば、強度を重視した方が良いです。
30cm程度しか入らないフェンスブロックのご使用はお勧めできません。
弊社ではフェンスブロックは販売しておりませんので、どうしてもフェンスブロックをご使用したい場合は、購入先やメーカーにお問い合わせをお願いいたします。
Q.支柱は1mピッチで別途建ててもらう予定です。横張りで考えておりますが、2mの材でよいでしょうか?全長15m、隙間1センチ、高さ1.2mで考えております。
A.たぶん大丈夫だと思います。
「20×105」を使っている経験上、「20×105」の横張の場合、柱ピッチは最大1000~1200mmです。(柱と柱の間にソリ止めの押さえを入れずに施工する場合)
上記から判断すると、「12×100」は薄い材料でソリやすいので、柱スパンは最大で1000mmだと思います。(もしかしたら、柱と柱の間にフェンス板がたわまないように押さえる材料が必要かもしれません)
高さ1200ですと、12×100×2100が11枚必要で、15m分ですと8スパンで11×8=88枚です。最後、1000の長さが8枚程度残りますね。大丈夫だと思います。
Q.イタウバについて質問があります。フェンスの柱に使用予定でして、穴をあけようと思っております。加工しやすいと書いてありましたが、柱を据えてから穴をあけることは簡単でしょうか。据える前にあらかじめ穴あけした方が良いでしょうか。
A.下穴は柱を立てた後にあける方がよいと思います。
通常、柱天端の位置を揃えて設置することは難しいので、長めの柱をいけ込んで最後に希望する高さに切りそろえる方法が施工しやすいです。
下穴を先に開けて設置すると、穴の位置を固定するのが非常に難しいからです。
Q.フェンスの板材は12mm厚と20mm厚とどちらがおすすめですか?
A.12mm厚の方が軽い為作りやすく価格も安いですが、強度と見栄えを考えると20mm厚がおすすめです。
12mmの場合は柱のピッチは狭くした方が良いと思われます。
Q.ウッドフェンスの支柱に使います。設置前にした方が良いメンテナンス、設置後にした方が良いメンテナンスがありましたら教えて下さい。
A.ハードウッド材は高耐久性木材ですので、特に設置前に行うべきメンテナンスはありません。
設置後のお手入れに関しましては、こちらの「メンテナンス」ページをご参考にしてください。
Q.柱が60角のアルミにアマゾンジャラを取り付けるビスは何が良いか。
A.柱が同じアマゾンジャラの場合、若井産業のデッキスレンダービスをお勧めしています。しかし柱が異素材(アルミ)ということですと、弊社からお勧めできるビスがないというのが回答になってしまいます。
アルミを主体に考えれば、鉄板用ビス(先が尖っているスクリュー型)になるのかと思いますが、アマゾンジャラに適しているとは言えません。
お伝えできることはアマゾンジャラには、必ず下穴をあけてビスを打ってほしいということでしょうか。
的確なアドバイスができず大変申し訳ございませんが、ネジをご購入される店舗または、ネジのメーカーに問い合わせていただき、適切なビスや長さをご確認後、ご購入されることをお勧めいたします。
Q.台風などによる強風を考慮すると、風が抜けるよう板間は少し開けた方が良いでしょうか?(5mm程度)隙間を開けると、風切り音がでますか?
A.目隠しフェンスを作る際は隙間を開けて作る必要があります。
10mm程度あけて施工する場合が多いようですが、少なくとも5mmは開けて施工していただきたいです。隙間が無いと板が膨張した際にはぜてしまい、フェンスが壊れてしまうからです。
風切り音につきましては調査を行ったことが無いためお答えすることができません。お役に立てずに申し訳ありません。
Q.イタウバは塗装はしないほうがよいですか?
A.一般的にイタウバのウッドデッキを塗装される方は少ないです。天然素材の質感を長く味わっていただければと存じます。
経年変化もありますが、それを超える天然素材の良さを感じていただければ幸いです。
ご参考→Q&Aページ「管理とメンテナンスについて」
Q.購入した材をデッキに使う場合、そのまま使えるでしょうか?或いは、両端を切り落とすなどのなんらかの整形が必要でしょうか?
A.すべての長さに対して伸びが2cm~3cm程度ついております。長いものは5cmほどのものもございます。
弊社商品はすべて、規格の長さに対して、正味その長さが使用できるように多少長めに作られています。
よってすべての長さは均一ではなく、ある程度揃ってはいますがそのままご利用される方は少ないです。
現場にてお好みの長さにカットしてご利用いただいております。
Q.デッキの色褪せについて質問ですが、退色を防ぐいい方法はありますか?何か良い手入れの方法があれば教えてください
A.経年変化に伴うシルバーグレーへの変色は、イタウバとアマゾンジャラに限らず、イペやウリン、セランガンバツなど、全てのハードウッドに共通するものであり、弊社と致しましては天然木材の「経年変化」を楽しんでいただける無塗装をおすすめしております。
退色は、「味わい」と捉えることもできますが、気になる方は塗装を行うという方法もございます。
塗料や塗装方法につきましては、塗料メーカーにお問合わせください。
デッキのメンテナンスに関しましては、こちらの「メンテナンス」ページをご参考にしていただければと思います。
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